日本でのプルメリア苗の育て方を簡潔にご説明するプルメリア育成のページです。
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プルメリアの育て方

熱帯アメリカ原生のキョウチクトウ科プルメリア属の植物で
各地域で交配されたプルメリアは現在では多種に至ってます。
リゾート地に沢山植樹されハワイやバリ島などでよく見かけます。
ハワイではレイに使われ、バリ島では儀式やお供え物などに使われ
リゾートのホテルやスパやレストランにアクセントとして使用されます。
プルメリアは熱帯花木ですがプルメリアの休眠の特性を利用して、
冬がある日本の一般家庭でも育成可能な花木です。

※白い樹液は有毒なので皮膚の弱い人は被れる場合があります。
樹液が付いた場合はすぐに洗い流してください。
〜育て方の基本〜

プルメリアはある程度（４０ｃｍ以上）育つと生命力が強い植物です。
よくある失敗が可愛がり過ぎによる過剰な水遣りと過剰な肥料により、
プルメリアが衰弱してしまうことです。
最初の育成は日当たりが良い場所で水を与える程度で、
放任する方がよく育つ場合もある生命力が強い植物です。

■ 水はけの良い清潔な土を使用し底石（軽石）を５�册�れてください。
■ 水遣りは表面が完全に乾いてから鉢から流れるくらい与える。
■ 最初の年は根の張りが弱い場合もあり極力移動させない。
■ 日当たりが良く風通しが良い場所で育てる。
■ 肥料は遅効性のボール置肥を少量、様子を見ながらご使用ください。
■ 過湿には非常に弱いので鉢の下に何か置いて通気を良くする。
■ 冬場は日当たりの良い場所で管理し水遣りも制限し肥料は与えない。
〜春から夏の育て方〜

気温が２０℃近くに上昇すると休眠から覚めて葉が展開し始めます。
葉が大きく完全に５枚以上展開するまでは長雨に当てないようにして、
室内・軒下等で管理育成してください。
この頃から様子を見ながら遅効性の肥料を少量与えてください。
夏は成長期になりますので日当たり風通しが良い場所に置いて下さい。
暑さには強い植物で数日、水を与えなくても大丈夫な植物です。
この時期、水の与えすぎによる鉢の中で過湿が発生しやすいので
特に暑い日が続く時は注意し乾燥気味に育ててください。
そして暑い時期は過湿防止のため水遣りは夜にしてください。
〜秋から冬の育て方〜

気温が１５℃を下回るとプルメリアは休眠準備に入り葉が落ちてきます。
暖かい室内の良く日のあたる場所で来年に備えます。
葉が落葉した場合は水遣りは止めて土が完全に乾燥しない程度に
月に数回、暖かい昼間の午前にぬるま湯で少量の水遣りをしてください。
葉が落葉せずにある場合は様子を見ながら、
暖かい昼間の午前中にぬるま湯で少量の水遣りをしてください。
植物は全体を使って呼吸や水分補給をしてますので、
この時期は特に乾燥するので霧吹きで幹に水を吹き付けてください。
温度は最低温度が５℃位までがプルメリアに負担がかかりません。
理想としては温度が１０℃以上が望ましいです。
葉が落ちて幹だけの状態でも
触って幹が硬いようなら生きていますのでご安心ください。
〜病害虫の対処〜

日本では通常あまり発生しませんが、病害虫として何種かあります。
予防として水遣りの時に葉の表裏・幹に水を良くかけることで病害虫を予防できます。
病気としてはサビ病があり葉が赤茶色の点々が発生します。
近頃、ホームセンター等で薬は簡単に購入できるので、
症状を見みて調べて症状に適合する薬を与えてください。
環境の良い場所で過湿を気をつけ水遣りで病害虫を予防しましょう。

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